日本語音声認識の精度問題と専門用語対策
公開日:2026年2月10日
1. 日本語音声認識の難しさ
日本語は、音声認識において英語よりも難しい言語とされています。その理由を見ていきましょう。
- 同音異義語の多さ:「橋」「箸」「端」など文脈で判断が必要
- 文法構造:語順が柔軟で、述語が文末に来る
- 敬語・丁寧語:同じ意味でも複数の表現が存在
- 外来語・カタカナ:英語由来の単語が多く、発音が異なる
- 訓練データの不足:英語に比べて学習データが少ない
2. 専門用語が認識されない問題
一般的な会話は認識できても、業務特有の専門用語が認識されないという問題があります。
- 業界用語:「GxP」「KPI」「ROI」などの略語
- 製品名・サービス名:自社や競合の製品名
- 社内用語:プロジェクト名、システム名
- 人名:珍しい読みの人名
- 技術用語:医薬品名、化合物名、プログラミング用語
3. 精度を上げる3つのアプローチ
1. 辞書登録(カスタム辞書)
専門用語を事前に登録することで、認識精度を向上させます。CSV一括インポート対応のツールがおすすめです。
2. コンテキスト情報の活用
会議の議題や参加者情報を事前に設定し、AIに文脈を理解させます。
3. 音声品質の改善
高品質なマイク、静かな環境、明瞭な発音など、入力の質を上げます。
4. ツール選びのポイント
日本語音声認識ツールを選ぶ際のポイントを紹介します。
- 日本語特化:日本語に最適化されているか
- 辞書登録機能:専門用語を登録できるか
- 編集機能:認識結果を簡単に修正できるか
- 学習機能:使うほど精度が向上するか
- 文脈理解:前後の文脈から適切な変換を行うか
5. コルクコネクトの日本語対応
コルクコネクトは、日本語音声認識に特化した機能を提供しています。
- 日本語最適化エンジン:日本語に特化した音声認識
- 辞書機能:業界用語・社内用語をCSV一括登録
- 文脈理解AI:前後の文脈から適切な変換
- 簡単編集:認識結果の修正が容易
- 話者識別:誰が何を言ったかを正確に記録
